こんにちは!りんりんです。みなさん花粉は大丈夫ですか?わたしは鼻水より目の痒さがしんどいっす!さてさて、今回はジュニアNISAについて、前回の話の続きです。
シンプルに、ジュニアNISA買い付けのステップはこうです!
- 親権者の「総合取引口座」を開設しておく。
- 子どもの「未成年口座」と「NISA口座」を開設する。
- ジュニアNISAで買い付ける銘柄を検討する。
- ジュニアNISAで買い付ける。(=取引開始)
こうやって書き出してみると、意外と簡単じゃん?
だけど、わたしはここでまた
「うっかり」をやらかすんだぜ!
今回は、わたしと同じような投資初心者の方向けに、わたしの体験談(またも失敗談)の続きを綴っていきます。
この記事はこんな人におすすめ
- ジュニアNISAを始めてみたいけど、まだスタートできていない人
- 投資初心者がジュニアNISA開始で注意するポイントを知りたい人
- ジュニアNISAってそもそもなんだっけ?の人
それでは行ってみましょう〜!
ジュニアNISAの口座開設は、意外とスムーズだった
わたしは自分の証券口座が楽天証券のみだったので、楽天証券でジュニアNISAを開設しました。開設は大人の時と同じく、インターネット上で必要情報を入力します。ポイントは必要な書類を用意しておくこと。
住民票の写し(世帯全員の記載・マイナンバー記載あり)が必要です。
わたしが申し込んだ時点では、住民票の写しをiPhoneで撮影しアップロードすることで提出OKでした。(※)親権者と子どもが同一住所の場合
画面の案内どおりにサクサクと入力し申し込み完了!申し込み後はメールで進捗状況の連絡が届いたので、開設完了まで心配なく待つことができました。「待つ」といえば、ジュニアNISA口座の開設には、大人のNISA口座と同じく、税務署の審査があるので1〜2週間必要。申し込んでから1ヶ月近くかかることは想定しておくことをおすすめします!
よし、早速取引するぞ!
そう意気込んだものの、ここでわたしのミスが発覚するのであります。
ジュニアNISA開設の失敗:子どもの銀行口座を開設していなかった
わたしは、自分の銀行口座から子どもの未成年口座(証券口座)に入金しようとしていました…が、これがアカン。アカンかった。
アカーーーン!
なぜアカンかというと、子どもの未成年口座(証券口座)に入金するためには同じ名義、つまり子どもの銀行口座から入金が必要だったのです。
親権者の銀行口座から子どもの未成年口座(証券口座)に入金することはNG!。つまり、このままでは取引できない事実に気づきます。
ジュニアNISAでは、未成年者である口座開設者本人以外の者によりジュニアNISA口座が名義口座として利用されることを防ぐ観点から、運用される資金は厳に口座開設者本人に帰属するものに限定される必要があり、証券会社などでは、ジュニアNISA口座へ拠出される金銭について、口座開設者本人に贈与済みの資金であり、ご両親や祖父母、その他第三者に帰属するものではないことを確認する必要があります。
日本証券業協会「みんなにいいさ!NISAがいいさ!!」ジュニアNISA よくある質問 より
このため、お子様のジュニアNISA口座で毎月の積立投資を行う場合には、まずご両親の名義の銀行口座からお子様本人名義の銀行口座・証券口座に資金を移していただき、そのお子様本人名義の銀行口座・証券口座からジュニアNISA口座での買付けを行っていただく必要がありますので、予めご了承ください。
だめやん、先に銀行口座開設しなきゃいかんかったやん。そこで、急いで楽天銀行の口座開設を申し込むわたし。
ジュニアNISAの口座が開設するまでここまで約3週間かかりました。このタイミングで、銀行口座の開設を申し込んだので、さらに+約1ヶ月要することになるのです…。
ジュニアNISA口座開設に必要!銀行口座の開設が意外と落とし穴
子どもの未成年口座開設には「住民票の写し(世帯全員の記載・マイナンバーの記載あり)」の撮影データをアップロードすればOKでしたが、楽天銀行の銀行口座開設に必要な書類はいずれか。
- 運転免許証(顔写真つき)
- マイナンバーカード(顔写真つき)
- 住民基本台帳(顔写真つき)
いやいやいや、持ってないよ。
マイナンバーカードはちょうど申請中の段階でしたが、この時点で顔写真つきの身分証明書を持っていなかったんです。ていうか、生後2ヶ月の赤ちゃんがそもそも顔写真つきの身分証明書を持っていないよな?な?
でも大丈夫。顔写真つきの身分証明書がない場合は、下記の書類で対応が可能です。
1種類でOK
- 住民票写しの原本
- 印鑑登録証明書の原本
下記から2種類を選択
- パスポート
- カード型健康保険証
- 各種年金手帳 / 各種福祉手帳
- 公共料金の領収書 / 国税または地方税の領収書
わたしは、未成年口座(証券口座)開設に使用した「住民票写し」の原本を郵送することで対応しました。この郵送のタイムラグで楽天銀行の口座開設には時間がかかってしまった印象です。(しかも楽天銀行の送付先は九州だった)
なので、せっかく未成年口座・ジュニアNISA口座が開設されていたにも関わらず、銀行口座開設に時間を要し取引までのびのびに。
いや〜事前情報知りたかったよん
冷静に考えればわかる話かもですが、初心者かつ知識のないわたしには盲点ダッタァ!証券会社のホームページにある「ジュニアNISA口座開設の流れ」には、「銀行口座の開設」については明記されていませんからね。(たぶん既に銀行口座を持っている前提で話が進んでいる)要注意です!
みなさんは、わたしみたいなミスはしないでね。
ところで、ジュニアNISAが終わるって知ってた?
ここまでジュニアNISA口座開設までの奮闘を書いてきましたが、そもそもジュニアNISAが終了するって知っていましたか?つまり2022年の今からジュニアNISAを開始するのであれば、2022年と2023年の2年間で投資が可能。2024年以降は投資ができマセン!
2023年の間までにNISA口座さえ開設しておけば、その後も18歳まで投資できるのかと思ってた!
おかぁ、しっかりしてヨー
わたしは、児童手当をジュニアNISAの原資にしようと考えていたので、この事実を知って計画は頓挫。勉強不足の見切り発車で始めた自分にドン引きダヨ☆
アカーーン!!!
制度終了まであと2年!ジュニアNISAを活用するには?
ジュニアNISAは、2022年・2023年の2年間、合計で最大160万円まで非課税で投資できる制度ということになります。
そこで方針を変更し、今わたしが保有している貯金をジュニアNISAの2年分につっこむことにしました。児童手当の入金先はわたしの口座だったので、いわば前倒しして投資することに。
2年間投資したあとは、ロールオーバー(継続管理勘定)を通して18歳まで保有し続けることで資産形成。15年以上の時間をかけることになるから、ばっちり複利の恩恵にあずかろうゼ!という目論見です。
なので、2年しか投資できないとはいえ、我が家のような小さいお子さんがいて、学資の積立を考えている家庭にはメリットがあると言えるのではないでしょーか!
詳しい考え方は、こちらのブログを参考にさせていただきました。とっってもわかりやすかったです。ありがとうございます(滝涙)
なんでジュニアNISAが終わるの?
ジュニアNISAは、大学などの進学への資金形成を目的としていたため、制度設計時は18歳まで払い出せない(=引き出せない)ものでした。で、この「18歳縛り」がネックでジュニアNISAは人気がなかったんですね〜。
だってこの先どうなるかわからないのに、積み立ててきたお金を18歳まで触れないということですもん。もしかしたら「中学受験でお金が必要!」なんてこともある得るじゃないですか。
そんなジュニアNISAは、不人気だったためか(?!)2023年をもって制度廃止が決定しました。
制度廃止後の変化点
- 制度廃止後の2024年1月1日以降は、いつでも非課税で払い出せる。(=18歳縛りがなくなった)
- 運用期間は5年だが、手続きを踏めば制度廃止後も18歳になるまでロールオーバーが可能。(=長期投資が可能)
制度廃止が決まった2020年以降、口座開設が急増したそうです。皮肉だな!
ジュニアNISAの注意点
払い出しする時は、全部払い出ししなければならない。
つまり、途中でお金が必要になったからといって「一部だけ払い出して、残りは保有しよう」ということはできない。払い出す時は、全部。つまり0か100か なんですね〜。
我が家は「18歳までタッチしない開かずの間☆」的にジュニアNISAを活用したいのですが、やっぱりこの先どんなお金の必要があるかわかりません。全額払い出すとなれば、タイミングは見極めが必要そうです。
ジュニアNISA開設のまとめ
ジュニアNISA開設をしてみて、わたしなりのポイントをまとめてみます。
- あらかじめ、子ども名義の銀行口座を開設しておこう。
- 提出が必要な書類を事前に準備しておこう。
- ジュニアNISA制度で投資できるのは2023年までと理解して、投資資金を用意しよう。
今回も最後までお付き合いくださり、ありがとうございました〜!