1LDKで夫婦2人暮らしで住んでいたけど、赤ちゃんが生まれる。
そんな時「もっと広い部屋に住むべきでは?」と考えませんか?
でも、ちょっと待って。みなさんが思っているよりも赤ちゃんと1LDKで暮らせるし、メリットもあります。
このブログでは、子どもと1LDK 賃貸暮らし5年目 のわたしが、実際に子どもと1LDKで暮らし続けてきたメリット・デメリットをまとめてみました。
この記事はこんな人におすすめ
- 出産予定で、広い部屋へ借り換えを検討中の人
- 1LDK 賃貸で赤ちゃんと暮らすメリット・デメリットを知りたい人
- 安い物件へ借り換えを検討中の人(マイホーム資金のため等)
この記事が「赤ちゃんが生まれたら 2LDK以上に引っ越さないといけない!」と引越しを検討している方にとって、「現在の家にとどまる」という選択肢を広げてくれるはず。
前提:我が家の状況
- 1LDK(50㎡)賃貸暮らし
- 夫婦(30代半ば)・5歳(年長さん)・0歳の4人家族
- 今の住まいは 5年目
- 1階ではないが、階下が店舗
(居住階では一番下の階) - 夫婦ともにフルタイム勤務
- ほぼ毎日 電車通勤
- 自家用車なし
1LDKで子どもと暮らすメリット5つ
1LDKで子どもと暮らすメリットはこちら!
- 駅近に住める
- 家賃を抑えられる
- 掃除がすぐ終わる
- 出費を減らせる
- 家族が集まりやすい
メリット① 駅近に住める
我が家は この理由が一番大きい。我が家にとっては 利便性 の優先順位がいちばん高いのデス。
今の住まいは、駅から徒歩2分。大したことない雨なら、濡れずに駅まで行けます。車がなくても困らないので、車という固定費もかかりません。
スーパー・コンビニ・ドラッグストアが 徒歩2分圏内。
小児科・耳鼻科・調剤薬局といった子どもが絶対お世話になるクリニック系も、徒歩2分圏内。
保育園は、徒歩8分。
生活に必要な施設に わたしの庭ですよレベルで 通えます。最高!
メリット② 家賃を抑えられる
家賃は家計の中で一番大きな出費。ここを抑えられるのはデカい。
まわりからは「その駅で・その立地で・その家賃は安過ぎでは?」と驚かれます。(1LDKと伝えて まぁまぁ納得される)
2LDK以上・駅近の物件って、なかなか見つからないんですよね。それか ギュンと家賃が上がる印象です。
マイホーム資金など具体的な貯金目的があれば、一度 引っ越して住み替えるよりは効率的に貯金できますネ!
メリット③ 掃除がすぐ終わる
当然のことながら、部屋が狭いので掃除はすぐ終わります。(我が家は段差があるので お掃除ロボットは使っていない)
赤ちゃんがいると、床はきれいにしておきたいし、子どもがいると、食べこぼしで無限に床がゴミだらけ…。
「いま!」と思い立った瞬間 すぐ掃除したい。そんな時に1LDKは「すぐ」掃除できる環境が作りやすいです。
メリット④ 出費を減らせる
買い物前に「我が家に置けるかな?しまえるかな?」と判断する癖がつくので、出費を減らせます。
お得だとしても置いておくスペースがないので、ストックをムダに買うこともないんです。
ストックって、意外と買ったあとに後悔しませんか?別の商品を使いたくなったとか。
わたしはAmazon定期便で解約し忘れたプロテインの消費が毎日 苦行です。
メリット⑤ 家族が集まりやすい
部屋の数が少ないので、必然的に リビング・ダイニングに家族が集まります。
特に子どもが小さい時や赤ちゃんが動き始めた時、親の目が届きやすくてイイナ!と思って過ごしています。
赤ちゃんが成長し幼児期になってからは、リビング・ダイニングで家族それぞれ 別のことをしながらも、なんとな〜くお互いの存在を感じながら暮らせます。
わたしがPCで作業している横で、娘がぬり絵をしていることも よくある光景。
物理的な部屋の狭さは、家族の心の距離も縮めると言いますか。視界に入るので家事をしながらも、子どもを放置しないタイミングで
【か】が上手に書けているね
とか
その赤いものは何かな?
と キッチンに居ながら子どもに声を掛けることができちゃうんです。
1LDKで子どもと暮らすデメリット5つ
わたしが感じる 1LDKで子どもと暮らすデメリットはこちら!
- 収納スペースが少ない
- テレワーク環境がよくない
- インテリアにこだわりにくい
- お客さんを呼びにくい
- 住み替えは必要
デメリット① 収納スペースが少ない
1LDKで赤ちゃんと暮らす最大のデメリット、それは「収納スペースの少なさ」。間違いねえ!1LDKで住まい続けることを諦める一番の理由ではないでしょうか?
赤ちゃんが生まれると、飛ぶように減るおむつはもちろん、バウンサーだったりベビーベッドだったり、赤ちゃん関連のグッズがとにかく増えまくる。
幼児期へと成長すれば、保育園や幼稚園への通園グッズがプラスされます。
赤ちゃん期ではおもちゃの量を大人がコントロールできますが、意志が育つにつれて、子ども自らおもちゃを選ぶ場面も増えてきます。(今まさにコレ!な我が家)
家族が増えるということは、同時にモノが増えるということ。1LDKで赤ちゃんと暮らす上で、モノの量のコントロールができるかどうか?が一番重要です。
デメリット② テレワーク環境がよくない
コロナ禍になって、テレワーク(在宅勤務)がぐっと浸透しましたよね。わたしも自宅でテレワークを経験していますが、テレワークの環境としては 1LDKは言わずもがな 不便です。
必然的にダイニングテーブルがテレワークの場所となりますが、椅子が食事用なので本当にからだが凝る!凝りまくる!
テレワーク中は、職場の椅子のありがたみをひしひしと感じたなぁ
食事のたびにダイニングテーブルを、テレワーク仕様から食事仕様に切り替えるのも手間。
かといって、テレワークのために机と椅子を新たに設置するスペースは惜しい。
娘が濃厚接触者となり、夫婦でテレワークとなった場合は、もう これは最悪でした(笑)
YouTubeつけっぱなしのテレビの音が流れる環境の中、わたしがダイニングテーブルでWEBミーティングして(横で娘がめっちゃ話しかけてくる)夫が寝室で電話をして。
声はもう筒抜けだし、寝室には机を置いていなかったので、夫は洋服をかけていたユニットシェルフの棚でむりやり仕事していました(笑)
デメリット③ インテリアにこだわりにくい
1LDKで赤ちゃん・子どもと暮らすと、ただでさえモノが多くなる。スッキリ暮らすためには 部屋の中で余白を極力作りたい。
となると、大きな観葉植物やタペストリー、「あったらおしゃれだな」と感じる家具などは、部屋を圧迫するのでなかなか置けません。
でもおしゃれな部屋って、大きな余白と わさわさした観葉植物がマストなんだよな〜
デメリット④ お客さんを呼びにくい
間取りやリビング・ダイニングのサイズにもよりますが、大勢でホームパーティーはちょっと厳しい。
今のところ、大人5〜6名+子ども2〜3名はいけたけど、全員でダイニングテーブルを囲むのはキツかった。一部 ソファーに座ってもらいました。
来客がある時、寝室だけは「開かずの間」にしておくことって多くないですか?とりあえず、隠したいモノは寝室にぶち込め!みたいな。
間取りにもよりますが、1LDKでの来客時、寝室を開かずの間にするのは ちょっと難しいかも。我が家はフルオープンで、寝室の収納だけはカーテンで目隠ししていました。
来客が多い家、ホームパーティーが好きな家には 1LDKで赤ちゃん暮らしは難しい。
デメリット⑤ 住み替えは必要
我が家は 5歳・0歳の子ども・赤ちゃんとの4人家族。でも「一生 1LDK」とは思っていません。というか無理。
今はモノの量のコントロールで過ごしやすく暮らせていますが、長女が小学校へ入学するというライフステージの変化で、おそらく難しくなるのかなと思っています。
賃貸なのか購入なのか選択肢は人それぞれですが、住み替えについて早い段階から情報収集しておいたらよかったナ〜とちょっと反省しています。
長男が生まれて住み替えをやっと検討し始めたけれど、本当にお金とタイミングの折り合いだなと感じているよ。
まとめ:赤ちゃんと1LDKで暮らせるけれど、計画性は必要
赤ちゃん・子どもと1LDKで暮らすメリット・デメリットを5つずつご紹介しました。
1LDKで子どもと暮らすメリット5つ
- 駅近に住める
- 家賃を抑えられる
- 掃除がすぐ終わる
- 出費を減らせる
- 家族が集まりやすい
1LDKで子どもと暮らすデメリット5つ
- 収納スペースが少ない
- テレワーク環境がよくない
- インテリアにこだわりにくい
- お客さんを呼びにくい
- 住み替えは必要
このメリット・デメリットもそのご家族の「価値観」や「何を優先したいか?」によって評価ポイントは変わると思います。
駅近・立地の利便性 を最重要視するのであれば、赤ちゃんと1LDKで暮らすのはおすすめ。コンパクトに暮らすために、片付けや家計管理のスキルも 副産物的に身に付きます。
▼1LDKでも赤ちゃんとスッキリ暮らすコツはこちら
でも 将来的な住み替えは絶対必要。抑えられた分の家賃や支出を、将来への資金に充てるのが賢い選択なのかな〜とわたし自身は感じました。(わたしはそこまでできていませんでした 涙)
本日も最後までお読みくださりありがとうございました!