断捨離をある程度進めていくと、必ずといっていいほどぶち当たるのが「貰い物って捨てていいの?」
結論、捨てていいです。
罪悪感を感じる必要もない!です。
とはいえ、わたし自身も 貰い物を捨てることに かなり抵抗があった人。
今でも かなり考えるし、手放す時はしんどいです。
今回は、貰い物を捨てたくても捨てられない人に向けて、捨てる罪悪感から解放される考え方をお伝えしたいと思います。
全部読んだ後「よし、捨てちゃおう!」と前向きな気持ちになれますように。
この記事はこんな人におすすめ
- 貰い物を捨てたいけど、捨てられない人
- 貰い物を捨てることに、罪悪感がある人
- 断捨離を進めるエンジンにしたい人
そもそも貰い物の役目って?
相手があなたを想ってプレゼントし、相手の気持ちがあなたに届いた瞬間が 「貰い物」のピーク。
それが 貰い物の本来の役目です。
あなたの手に渡った瞬間、役目は終わっているのです。
もちろん、受け取った後も 大事に使い続けてくれれば、贈った相手も モノ自体もハッピーなことは間違いないよね。
でも、貰い物のモノ自体を使い続けるかどうかは「あなた自身」で決めていいんです。
わたし自身、この考え方を知ってから ずいぶんとラクになりました。
ここで大事なのは、贈り主の気持ち と モノ を切り離して考えるということ。
モノを捨てたからといって、贈り主の気持ちを捨てたことにもなりませんし、ましてや 贈り主のことを嫌いになったという表現にもならないのです。
貰い物とどう付き合う?
わたし自身はというと、こういう考え方をしているので(笑)
親しい友人からは「コレ、いる?」「何がほしい?」と訊いてもらうことが多いです。
気を遣われているな!
ありがたいことに、親しい友人からの贈り物は わたしの「使い続けたい!」を満たしてくれるものばかり。
ドンピシャな贈り物は本当にうれしいよね
使ってみてどうだったかとか、ポジティブな感想をお礼とともにあらためて伝えることも多いです。(わたしも誰かにプレゼントした時、感想をもらうととてもうれしい)
じゃあ、そうじゃない時はどうするのか…
わたしの貰い物ルール
- ありがたく受け取る
- 本当に使いたいのか考える
- 使いたい場合:手持ちのものと 1 in 1 out
- 使いたくない場合:手放す
① ありがたく受け取る
大事なのは、贈ってくれた相手に対して 感謝の気持ち を伝えること。
モノ自体への感謝ではなく、贈ってくれた気持ちに感謝するのがポイント。
相手の気持ちとモノを切り離して考える。
贈り主の気持ちには感謝を。
② 本当に使いたいのか考える
次はモノと向き合ってみます。
その貰い物が本当に使いたいものかどうかを考えるのです。
あんまり好みじゃない
使っていて、気分が下がる
無自覚だとしても これは ストレス。
こんな気持ちを抱えながら使っていたら、知らず知らずのうちに自分が疲れちゃう。
自分の気持ちに正直になっていいよ!
贈る相手だって、あなたにプレゼントを贈ることで、あなたにストレスを与えたいわけじゃないはず。
このような気持ちを抱えている自分に気づいてあげてね。
そして、無理して使い続けなくていい。
手放していいんだよ。
自分が使いたいかどうか、貰い物のモノ自体に 正直に向き合ってみて。
③ 使いたい場合:手持ちのものと 1 in 1 out
使いたい場合は、ソッコー使います。
なんなら いただいた日に開封して、翌日には使います。
気持ちが高まっているうちに!開ける!使う!楽しい!
でも 2LDKに4人暮らしの我が家。
モノはなるべく増やしたくない!ということで
今 使っているものと用途が被る場合、1つ迎え入れたら 手持ちを1つ手放すようにしています。
毎回できているかというと、パーフェクトではないのですが。。。
これを意識することで モノが増えることを抑えられます。
モノを増やしたくない人は、1 in 1 out を意識して実践しよう。
④ 使いたくない場合:手放す
使いたくない場合は、手放します。
そのまま「持ち続ける」ことは、死蔵品になってしまうからです。
こちらについては、後ほど「手放し方」として触れていきますね。
貰い物を死蔵品にしないために、手放す。
手放す貰い物とその後の人付き合いを考える
貰い物を手放すことになったとしても、その時のお礼として、相手にお返しを贈るように意識しています。「あの時はありがとう」って。
ここでも 贈る気持ち と モノ を切り離して考えます。
じゃあさ、捨てたことを相手に伝えるの?
伝えません。伝える必要ナシ。
相手を傷つけたくないもの。余計なことは言わなくてOK。
「この前プレゼントしたアレ、使っている?」と訊いてくる人は ごく一部。
わたしは、あんまり訊かれた記憶がないなぁ(義母以外)
その後の人付き合いが心配になる方は、手放す前に「誰に・何をもらったか」をスマホのメモ帳に記録しておいてもいいかもしれません。
仮に もし訊かれたとしても、わたしは やんわりごまかします(笑)
もう家にないことをそれとな〜く伝える時には、こんなことを言ってごまかすわたしです。
「母が家に来た時に気に入ってしまって、母にあげちゃいました。」
(訳)メルカリで売りました
手放したことを わざわざ相手に伝えなくてOK。
貰い物 を「使っていない」= あなたの答え
ここまでは、貰った時の考え方についてお伝えしました。
次に、過去に貰ったものについて考えてみましょう。
断捨離する中で貰い物と向き合う時は、きっと「過去に」貰ったモノですよね?
それを使っていますか?
ドキッ
使っていないということは、3つの可能性が考えられると思うの。
貰い物を使っていない理由
- 貰っていたことを忘れていた
- とりあえず放置していた
- いらないけど、貰っておいた
いずれにしても、貰った瞬間
「使う!」「コレ、欲しかったの!」と
なっていたら、今 使われているはず。
使われずに放置されている時点で、自分には「必要のないモノ」。
これが答えじゃないでしょうか?!
「好みじゃない・使いたいと思わない」けど、「捨てるのも気が退ける・相手に悪い」と感じて、そのままにしてしまうことが多いように思います。(わたしはそう)
でも、モノにとっては
「使われている状態」が幸せなはず。
使わないのであれば、自分以外に使ってくれる人に譲ったほうが、モノもハッピーだと思わない?
過去にいただいた貰い物を、今使っていないのなら「必要のないもの」と考えてOK。
貰い物の手放し方
貰い物の手放し方として、3通りの方法について メリットとデメリットをまとめてみました。
モノの特徴や、今すぐ手放したいか?といった気持ちに合わせてチョイスしてみてください。
- 捨てる
- 売る
- あげる
捨てる
「捨てる」の最大のメリットは、すぐスッキリできるところです。
ただし、「捨てる」という行為がつらいこともありますし、モノによっては分別や粗大ゴミになるのか注意が必要。
使いかけていたり、状態がよくなければ 捨ててしまったほうが早いかもしれません。
- 最短時間で手放せる
- 「捨てる」という行為がつらいことも
- 処分方法に注意が必要
- 粗大ゴミになると 費用がかかる
売る
「売る」メリットは、「捨てる」より気持ちの負担が軽いことと、売上を得られることです。
ただし、売れるまでスッキリさせられないデメリットがあります。
新品や未使用品であれば、フリマアプリで売れやすいよ!
- 売上を得られる
- 「捨てる」よりも気持ちの負担が軽い
- 売れるまで長時間スッキリできない可能性がある
- 梱包や発送が面倒
あげる
- 「捨てる」よりも気持ちの負担が軽い
- 手間がかからない
- 相手に押し付けていないか注意が必要
「あげる」場合は、書いてみたもののあまりおすすめはしません。
親しい間柄で 相手が「欲しい!」と望んでいるならばよいのですが、それが本音かどうかは本人にしかわからないからです。
思うところがあるので、次に書いてみるね
「あげる」って 難しい
手放し方として「あげる」を書いたものの、これは自分との関係性と相手のニーズにマッチしているかが本当に重要。
わたしは「貰う」側の立場として、ちょっと思うところがあります。
「あげる」って自分が手放せないから 押し付けていない?
なんだかんだ「捨てる」って、しんどい行為なんですよね。
せっかくだったら、使ってくれる人に使ってほしい。そう考えるのは自然なことだと思います。
ただ これはひとつの意見として聞いていただきたいのですが…
厚意の裏に隠されているけれど、「コレって、あなたが捨てられないから わたしに押し付けていない?」と思えてしまうことを何度も経験しています。
昔 愛用していたであろう義母からの化石のようなアクセサリー(好みとは180度逆) とか
望んでもいない大量のお下がり とか(笑)
大きな声じゃ言えないんだけど、、、
事前に訊いてもらえたら断れるけども、もう有無も言わさず袋ごと預けられると「いらないです」なんて言えないんだよ(タスケテー)
そして「捨てられないから貰って」が滲み出ているけれど、表面上は「ご厚意」ってところが 厄介だったりする。
そんな貰い物を処分するのって 本当に気持ちがしんどい。(そして手間)
なんなら まだ手放せていないデス・・・
グチみたいになっちゃって ごめんなさい。
でも誰かの気持ちを代弁していると信じて赤裸々に書いてみたよう。
自分が「あげる」時は要注意
そんな経験を経ているので、自分が人にものを「あげる」時は 慎重くらいでちょうどいいかなと思っている。
- 自分にとって「不要なもの」なら、相手に「必要かどうか」 訊いてから譲る
- プレゼントを贈る時は、リクエストを訊く
- 相手の予期せぬタイミングで贈るなら、消え物 一択
これが、わたしが贈り物をする時のマイルール。
相手によろこんでほしいから、相手の負担にならないものを贈りたいデスネ。
わたしのおすすめプレゼント
そんな消え物!プレゼントってどんなものがある?
わたしがこれまで何度かプレゼントしてきて、はずさない鉄板プレゼントをちょっとご紹介します。
出産祝いはコレ!スープストックトーキョーの詰め合わせ
産後のママは自分の食事を後回しにしがち。
毎回 よろこばれます…!
両親や義両親におすすめ!干物の詰め合わせ
消化器系で闘病中の父にもよろこんでもらえました!
料理の味が一段上がる!茅乃舎のだし。
ただの味噌汁がお店の味になるんよ…!だしパックだから料理苦手な人(わたしのこと!)にも使いやすいの。
手を洗わない人はいない ← おしゃれなハンドソープ
イソップは置いてあるだけで、その空間がおしゃれ見え。
(↑)わかりやすく楽天の商品紹介を貼りましたが、ラッピングは対応していないそう。
公式サイトも載せておきますね。
貰い物を使うか/手放すかは、自分で決めていい
繰り返しになりますが、貰い物だって 捨てていいのです。
罪悪感を感じる必要もありません。
- 貰い物は 渡された時点で役目を終えている
- 相手の気持ちとモノを切り離して考える
- 贈り主の気持ちに感謝する
- 自分の気持ちに正直になる
貰い物に対する考え方を ちょっと変えるだけで、随分 気持ちが軽くなるはず。
このブログが、いらない貰い物を捨てたい方の背中をそっと押せますように。
最後までお読みくださりありがとうございましたー!