生まれてきた大切な我が子の学資を備えたい、ジュニアNISAってよく聞くけどどうしていいかわからない…わたしもそう思っていました。お金のことって、なんだか難しそうで後回しにしがちなんですよね。
わたしはネット証券で「ジュニアNISA」を検討することに。もしジュニアNISAを始めたいなら、今すぐやってええええ!なぜなら2023年で終わってしまうから。
今回は、ジュニアNISAを開設したいものの、その前に自分の積立NISA口座をなんとかしなきゃいけなかったという、わたしの積立NISA失敗談です。
結論からお伝えすると「親のNISA口座選びは慎重に」ということ。
ジュニアNISA開設のポイント
- ジュニアNISAの口座は、親のNISA口座と同じ証券会社になる。
- 手数料を抑えたいなら、ネット証券で開設する。
- 親のNISA口座を変更する場合、手間と1ヶ月程度の時間が必要。
同じようなミスをしてほしくないので、わたしの失敗から得るものがあったら嬉しいです。
わたし(親)は積立NISAの口座を 銀行で開設してしまった
ジュニアNISAって、そもそも親がNISA口座を持っていることが大前提なんですよね。かくいうわたしは、2018年頭には積立NISAをはじめていた人。え、意外とはやくない?わたし時流に乗れてる?なんて当時思ったものですが、ここにきて勉強不足のツケを払うことになりました(とほほ)
子のジュニアNISAを始める前に、まずは親であるわたしのNISA口座を整えるところから。話は2017年に遡ります。
2017年の秋に今の賃貸マンションに引っ越してきたのですが、某銀行へ毎月家賃の振り込みが必要なんです。そこで、手数料を払いたくないドケチ精神から、その銀行の口座を新規で開設することにしました。そこでこんな提案を受けたのです。
積立NISA口座も一緒に開設しませんか?お得な優遇制度(引出し時の手数料無料)を受けられますよ
積立NISAって最近よく聞くし、せっかくだからやってみようかな
無知で流されやすいわたしは、窓口で勧められるがままに、ほいほいと積立NISA口座も一緒に開設してしまったのです。
積立NISAの口座を開設したのだからと、当時のわたしは投資について勉強してみることにしました。投資のスペシャリスト:山崎元さんの教えを超!初心者向けに噛み砕いてくれている本です。会話形式でとても読みやすかったですよ〜✨
読み始めたわたし、初っ端からガーン!!!山崎さんは力説しています。「NISA口座は銀行で契約するな!ネット証券一択!」と。
えーーーーー!うそーーーーん!
なぜ「NISA口座を開設するならネット証券」なのか
投資は未来のこと。未来のことは誰もコントロールできませんよね。だとすれば、自分でコントロールできる部分の選択が大切。「なるべく損をしない」つまり モロモロさっぴかれないようにしたい。
つまり【手数料を抑えること】これが肝要なのです。全国各所に窓口を設けている銀行は、当然人件費という観点から手数料がネット証券に比べ割高です。このこと、もっと早く知りたかったゼ…(契約する前に勉強しなかった自分のばかー!)
積立NISA口座は1つまでしか持てない
それなら、積立NISAの口座をネット証券でも作ればいいじゃないか!と思うじゃないですか。ここが銀行口座と違うところ。銀行口座は、他行でも口座開設が容易ですが、NISA口座の場合は1つしか持てません。大事なことなので、もう一度言います。NISA口座は1つしか持てません。
えーーーー!すでにメガバンクで開設しちゃったよぉおぉぉおぉ!
積立NISA口座を別で開設したかったら、口座変更すべし
積立NISA口座を銀行からネット証券に切り替えたいわたし。取るべき手段は【口座変更】でした。
- ① 銀行で開設した積立NISAの口座を解約する
- ② 新たにネット証券で口座の開設を申し込む
- ③ ①で発行される「口座廃止通知書」をネット証券に提出する
- ④ 税務署での審査
- ⑤ 税務署での審査後、NISA口座開設完了
「ま、なんとかなるっしょ」と思った。思ったよ、思ったけど、ネット証券で開設できたの、いつだと思います?2022年2月末!銀行で開設したことを後悔してから、実に4年後ですからね…。え、遅!何してたのーーー!
忘 れ て い ま し た 。
はい、銀行で口座開設後すぐ育休から仕事復帰していました。そしてこの問題を4年も放置していました(滝汗)4年もの間、わたしのTO DOリストに居座り続けていました。2度目の育休となり、ジュニアNISAを開設しようというタイミングでようやく重い腰を上げた次第でござんす。
結局、NISA口座変更 完了までに1ヶ月以上かかった
そう、意外と面倒でした。調べてみると「口座解約」には来店が必要。産後(生後)1ヶ月健診で「経過良好」をいただけたので、生後1ヶ月の息子を連れて解約してきました。自分パワフルだぜ!ジュニアNISAのために頑張るぜ!
ネット証券のNISA口座開設は、通常インターネットで完結するところ。ですが口座変更の場合、先に解約した銀行からの「廃止通知書」を封書で送付する必要があります。不備がなくても、これらのやりとりに時間を要し、なんだかんだネット証券でのNISA口座開設完了は1ヶ月+1週間ほどかかりましたね。口座開設するだけで、ひと苦労。やれやれだよ!
まとめ:積立NISAの口座 どこで開設するか ちゃんと考えて
以上がわたしの積立NISA口座変更体験談(もとい失敗談)でした。こうして、ようやく楽天証券でジュニアNISAを申し込む土台ができました。文が長くなってしまったので、ジュニアNISAへの準備段階で今回の記事は終わります。
ジュニアNISA開設のポイント
- ジュニアNISAの口座は、親のNISA口座と同じ証券会社になる。
- 手数料を抑えたいなら、ネット証券で開設する。
- 親のNISA口座を変更する場合、手間と1ヶ月程度の時間が必要。
もちろん銀行で開設することがデメリットばかりではありません。やっぱり親身に相談に乗ってくれる存在って安心しますよね。実際、口座解約で来店した時も大変快く感じ良く対応くださいました。
一方、ネット証券はネットのFAQで解決しない場合、直接話して相談するのはちょっとハードルが上がる。実際、手順どおりにやるもつまづいた点があり、コールセンターに電話しました。コールセンターあるあるですが、オペレーターの方と話すまでに ながーーーく待たされるといったことも経験しました。(体感10分以上😭)
NISA口座の変更はそれなりの手間を伴います。どこで開設すべきか 自分なりによく検討してから申し込んでみてくださいね。