【体験談】壮絶！大人の手足口病の症状とその経過（写真つき）

夏になると 猛烈に流行する「手足口病」。

子どもの夏風邪の代表例ですが、大人がかかると壮絶！悶絶！最上級！

まさか、わたしがそんな流行に乗るなんて！36歳の大人なのに手足口病に罹ってしまいました。

一言で言うと、インフルエンザ＋水疱瘡＝地獄

あまりに手足口病がしんどくて、これがいつまで続くのか、この後どうなっていくのか「大人 手足口病」ってGoogleで調べまくりました（笑）

なので、誰かのお役に立てればと思い、写真つきで経過を残すことにしました。

リアルな喉のアップ写真などがあるので、苦手な方はご遠慮くださいね。

それではいってみよ〜

この記事はこんな人におすすめ

• 大人が手足口病に罹った時の症状を知りたい人
• 手足口病の経過を写真つきで読みたい人

子どもよりよっぽど重症だった

2022年夏、生後6ヶ月で保育園に入園したぼくちん。

生後7ヶ月を過ぎたぼくちんは、保育園の夏風邪の洗礼を受けまくりました。

ヒトメタニューモウイルス、突発性発疹、そして手足口病…。

ぼくちんの手足口病は、軽症でした。

熱は言うても37度台だったし、発疹も手のひら・足の裏・口の周りにポツポツ程度。

普通の風邪だと思って小児科を受診したら、そこでポツポツの発疹を発見。

さらっと「手足口病でしょうね」と小児科医に診断されたほど。

後から知ったけど、0歳児クラス12名のうち、なんと8名が手足口病に罹っていました。

大人のわたしはというと、幼少期に手足口病を経験しているので、「まぁ 大丈夫やろ」と そこまで気に留めていませんでした。

こ の 時 ま で は …

大人の手足口病 まる1週間 症状が続いた

ぼくちんが手足口病から軽快している最中、わたしはぼくちんからもらった風邪を拗らせ急性副鼻腔炎になっていました。

これは手足口病の前にもらった風邪が長引いた結果だと思われる。

そんな免疫力が落ちているところに、追い討ちをかけるようにやってきたのが

産 後 初 の 生 理

なぜ今?! 今じゃないんよ と、
トイレで全わたしが総ツッコミしたよね…。

そしてぼくちんの発疹から遅れること4日目で
異変が起きるのであります。

まるでインフルエンザ

急性副鼻腔炎はただの鼻づまりではなく、ひどくなると熱が出ます。

この時の私の場合は37.4度ぐらい。

だからこの時の発熱も「副鼻腔炎の抗生剤が効いていなくてぶり返した…？」と思っていたら、

ところがどっこい。

その経過を振り返りましょう。

1日目（木曜）18:00ごろ

会社から帰宅後、悪寒が。

と思ったら、あれよあれよと熱がぐんぐん上がる。

21:00ごろには なんと38.7度に。

真夏だというのに、長袖・もこもこアウターを着込み、かけ布団にくるまって ガクガクブルブル震える。

節々が痛くて、歯がガチガチ震え、まるでインフルエンザ。

2日目（金曜）6:00ごろ

抗原検査をしてみたところ、陰性。

この時点でも まだ急性副鼻腔炎の延長だと信じて疑わなかった。

会社に欠勤を伝え、耳鼻科へ。
受診した 10:00ごろ 熱は一瞬下がって37.4度。

耳鼻科で子どもの病歴や副鼻腔炎などの経緯を伝えると

と先生。

そういえば昨夜から喉が痛くなり始めていた！（これも後鼻漏のせいだと思っていた）

帰宅後 12:00ぐらいから また熱がぐんぐん上がり38度超え。

とにかく朦朧とするし、だるい。
解熱剤（カロナール）とポカリを飲んで寝込む。

2日目（金曜）18:00ごろ

37.8度 まだつらい。喉が痛くて食べるのつらい。

この日は解熱せず、
38度前後をうろうろしていました。

3日目（土曜）

熱は37.7〜38.0度をうろうろ、だるくてこの日も1日中寝て過ごしました。

夕方には37度台で落ち着いていたけれど、喉が激痛。

ミールキットを常備しておいてよかったと心底思いましたよね。自分もラクだし、家族にも頼みやすい。

4日目（日曜）6:00ごろ

猛烈に指先がかゆくて、掻き壊して目が覚める。気づくと赤いポツポツが…

一気に解熱し、解熱とともに発疹がやってきた。

手指が痛痒く、手先に違和感はありつつも家事はそこそこできる状態に。（毎週の作り置きは敢行）

喉は相変わらず激痛だけど、食事もできていました。

※ 鏡で見るとよくわからなかったけど、iPhoneの外カメラ・フラッシュ撮影で 喉の様子がよくわかりました。

5日目 月曜

熱が解熱してまる1日。喉の痛みがピーク。

痒くて痛いけど、食事はできるし、だるさもないので出社。

とにかく喉が激痛。

手指の見た目はこんなかんじ。

6日目 火曜

喉は相変わらず痛い。発疹はこの時がピークだったと思う。

相変わらず湿疹は痛い。足の裏（かかと）にできた湿疹が、歩く時にめっちゃ痛い。

手指の見た目はグロテスクさがピーク。

これ以上増えるのだろうか…と心配になる。

発疹がピークと感じたのは、
手だけでなくその広がり具合。

手以外に耳たぶ、顔だと眉上・生え際。

気づくと、手先だけではなく 足やふくらはぎ・太ももにも発疹が。

もともとアトピーで肌が弱いのですが、肌が弱いところに特に影響が出やすい印象でした。

7日目 水曜

ピークは過ぎた感。
喉の痛みがかなりマシになった。

8日目 木曜

やっと喉の痛みが終わり、手指の痛みから解放！長かった！

痛みが取れたことで、
実質「治った」と感じたのはこの時。

そして、手指の脱皮が始まるのである…。

13日目 2回目の月曜

もう完全に治った気でいますが、湿疹の跡？は残ったまま。

だいぶ脱皮も進んだ様子。

脱皮していく様子は、
赤い湿疹がだんだん色濃くなり、

皮膚の表面に浮き上がってくるイメージ。

脱皮する直前には
薄い茶色のシミのような感じになり、

それがこんな感じでぽろっと取れます。

正直、インフルエンザのほうがマシ

わたしの場合 発熱の感じ・節々の痛みはインフルエンザそのものという感じでした。

でも、インフルエンザと違って手足口病には特効薬がない。

言ってしまえば、ただの「風邪」扱い。

処方された薬も 喉の腫れを軽減する薬・うがい薬・解熱剤。

インフルエンザは特効薬があり、解熱すればシャンシャンですが、手足口病の恐ろしいところはむしろ解熱後。

発疹の痛み・痒さに悩まされることになるのです。

熱が下がってから1週間経っても脱皮が続く。

「完治」と呼ぶまでには そのしつこさがとにかく厄介。

わたしの場合、幼少期に罹患歴があってもこの状態。初めて罹る人はもっとひどいそうな…。

1ヶ月経過した今は手足口病の発疹はなくなったものの、噂の爪剥がれが起きました。

薬指の根元が剥けてきています（ ↓ ）

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大人の手足口病 なめたらアカン

罹る時は子どもからもらってしまう風邪ですが、その中でも大人の手足口病は二度と罹りたくないやつ。

大人の手足口病のほうが、子どもの何倍もしんどいやつでした。

なるべく睡眠・食事を摂り、免疫力を下げないように過ごすことが大事なんだろうなと痛感しました。

この実録が、大人の手足口病に苦しむ人のお役に立てたら幸いです。